CBDの摂取方法には様々なものがあり、摂取方法によってCBD効果が発現するまでの時間。そして効果時間。バイオアベイラビリティ(生物学的利用能)に違いがあると言われています。
日本では生物学的利用能と称される言葉。これは体への吸収率を表す数字で、摂取したCBDのうち、実際に体に吸収されるCBD量を表す時などに用いられます。
ここでは様々な摂取方法の紹介、特徴をご紹介していきます。
吸入
喫煙や気化吸入によってCBDを摂取する方法。日本であれば電子タバコ(VAPE)を利用した蒸気摂取がこれに当たります。
吸入によるCBD摂取の特徴は効果が現れるまでの時間が短い。バイオアベイラビリティが高いとされている摂取方法になります。これより高いきCBDの吸収率を誇るのは以下で紹介する経皮吸収だけとも言われています。
デメリットとしてはCBD摂取の中で効果が現れるのは最も短いですが、効果時間も短いといった部分がデメリットになります。
経口摂取
CBDを経口摂取する場合はエディブル、CBDオイル、CBDカプセルなどを用いて摂取していきます。
CBDを経口摂取する場合の特徴は摂ってから効果が出始めるまでの時間が長い。その代わりに効果持続時間が長いとされています。ただし、経口摂取によるバイオアベイラビリティは低く、6%〜15%と言われています。
経口摂取するカンナビノイドを含んだ全ての食べ物、飲み物の総称。
日本での経口摂取であればCBDオイルが一般的でしょうか。CBDオイルは舌下投与して摂取していきます。
飲み込まず、口の中で馴染ませて浸透させていく方法。
CBDカプセルはその名の通り、カプセルにCBDが注入されており、水などと一緒に体内に入れていきます。サプリメント感覚で摂れて一定かつ安定したCBDを摂取できるとされています。
日本ではオイルの方が多く取り扱いされており、CBDカプセルはあまり見掛けません。CBDが一般にも広がっていけばCBDカプセルも多く市場に出てきそうですね。
経皮吸収
パッチやジェルなどが用いられる摂取方法。特徴はCBD効果が現れるまでの時間が短く、長く持続するといった特徴を持ちます。
肌から真皮を通過して血中に吸収される為、バイオアベイラビリティも最大で90%前後と言われています。
日本では化粧品などにCBDを含有する商品も増えてきましたが、まだ多くの人が知れ渡る製品は少ないと思います。これからに期待のジャンルですね。
摂取方法のまとめ表
方法 | 製品種類 | 発現時間 | 持続時間 | 生体利用効率 |
---|---|---|---|---|
吸入 | 電子タバコ | 2分〜15分 | 2時間〜4時間 | 17%〜50% |
経口摂取 | CBDオイル CBDカプセル |
30分〜90分 | 6時間〜8時間 | 6%〜15% |
経皮吸収 | パッチ ジェル |
15分〜30分 | 4時間〜8時間 | 〜90% |
CBD摂取はどれがいい?
日本ではCBDオイル、CBD VAPEが主流になっています。上記の特徴を踏まえた上でCBDを摂取するのであれば電子タバコ(VAPE)を用いた蒸気摂取がバイオアベイラビリティも高く、一日の疲れを癒やす至福の一時に使える方法ではないでしょか
また発現時間が短く、持続時間も短いので日本人の生活に適していると感じます。
電子タバコに用いるCBDリキッドも低濃度から高濃度まで用意されていますし、使い捨てタイプも登場してきています。
広がりつつある、CBD製品。
是非、1日の疲れを癒やすリラックスのお供に使ってみて下さい。